千歳烏山治療院 | 東京都世田谷区の鍼灸・マッサージ・整骨・整体・カイロプラクティックの総合治療院

千歳烏山治療院

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下肢の整形外科テスト

国家資格保持者が、
徒手検査を行います

大腿神経伸長テスト ( FNS = Femoral nerve stretch test )

下肢の整形外科テストイメージ

腰椎の2番目と3番目間を伸ばし、神経の根本が骨同士の圧迫によって刺激されているかどうかを検査します。

  1. FNS
    ①患者はうつ伏せになり、首を痛みのある側へ向かせて、検査側の膝をゆっくりと曲げていきます。
    ②術者は、症状のある側の膝をやや屈曲させ、次に股関節を伸ばします。痛みが再現されない場合は、膝をゆっくりとさらに深く屈曲させていくきます。
  2. 変形FNS
    上記の状態から、さらに検査側の大腿を持ち上げて股関節を伸ばし、さらに内側に捻じる動作を加えます。

検査結果の評価

鼠径部や股関節の痛みに加えて、大腿前部に痛みが走れば、L3の神経根の病理(腰椎2番-3番間の椎間板)を疑う。大腿前部から下腿前部に痛みが広がる場合はL4(腰椎3番-4番間)の神経根病理を疑うとされている。

大腿外側に痛みが再現されれば、外側大腿皮神経の刺激、圧迫を疑う。

下肢伸展挙上テスト ( SLR = Straight leg raising )

下肢の整形外科テストイメージ

坐骨神経と関連する筋肉(足の後面側)を伸ばし、腰椎の4番目~5番目、5番目~仙骨の1番の神経の根本を刺激する検査です。

  1. 患者はあお向けになり、膝を伸ばしたまま、ゆっくりと足を上げながら太腿、脹脛の筋肉をストレッチの様に伸ばしていきます。
  2. 腰や下肢に痛みを訴えたところで止め、検査台との角度を測定します。

検査結果の評価

0~70°の間で足の裏側に電気が走るような痛みがあれば陽性です。加えて、腰部の局所的な痛みも含め、坐骨神経に沿って痛みが現れれば腰の神経の根元が原因です。

陽性では、主に腰の骨の5番目(L5)~仙骨の2番目(S2)の神経根の影響を疑います。

神経の根元に問題がなく正常の場合は70°くらいまで上がるので、痛みが再現されない場合にはテストは無効とされます。

※椎間板ヘルニア患者の場合、30度も上がらないこともある。

ただしSLRが陽性でも、必ずしも椎間板ヘルニアとは限りませんのでご注意下さい。確定診断には医療機関でのMRIなどが必要です。

神経根刺激のレベルを確認するために、筋反射、知覚神経、筋力検査等の神経学検査で構造的な病理を確証することが必要になります。

変形SLR (Modified SLR)

痛みやシビレ等神経症状の原因が、神経根元の刺激によるものか、手足など末端で神経が刺激を受けているものかを区別する検査です。

患者は仰向けになります。

  1. 変形SLR 1(シカール徴候) 症状が再現された角度から、持ち上げた足を約5度降ろします。術者は、検査側の足の親指を伸ばします。
  2. 変形SLR 2(ブラガード徴候) シカール徴候と同じ位置で検査を行います。検査側の足首を足の脛側へ曲げます。
  3. 変形SLR 3(ボンネー徴候) シカール徴候と同じ位置で検査を行います。下肢を内旋、内転させます。※患者の反応に注意しながら、操作はゆっくりと行うこと。
  4. 変形SLR 4 SLRの位置から、股関節を外旋させます。※患者の反応に注意しながら、操作はゆっくりと行うこと。

当院独自のオーダーメイド治療

当院では、マッサージ、整骨、鍼灸、カイロプラクティックを組み合わせた全身治療を推奨しておりますが、患者様の症状に合う最適な治療法相談しながらご提案していきます。

オーダーメイド治療
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