椎間関節症候群
椎間関節症候群とは
特徴
頚部と上腕外側部に疼痛が発症しやすく、ある特定方向(曲げ伸ばし)への運動により痛みが増強する。
椎間関節と頚部伸筋群により腕の関連痛を引き起こすが、デルマトーム(おのおのの脊髄神経が支配する皮膚領域のこと)には沿わない事もある。
原因
滑膜ひだが、背骨の関節の間に挟まれることにより疼痛が発生するとされる。首部の頚椎5番-7番(首の下の方)に好発する。関節突起に変形があると症状が長期化する傾向がある。
当院での治療方針
- RICE処置( 安静、冷却、圧迫、挙上)
- 関節包や頸部深部筋群のマニュピレーションと牽引を行います。
- ずれた背骨を調整することにより、可動域の回復を図ります。
- 後々まで症状を残さないために適切な治療計画を提案し、エクササイズ、ストレッチ、日常生活指導等(過度の頸部伸展する作業や、活動を控える)ご自宅でできることをアドバイスします。