首の寝違え(頚椎捻挫)
朝起きたら『首が痛い・回らない』これって寝違え。
こんな症状に心当たりのある方、ご心配な方、一度ご相談下さい。
- 病院・接骨院等で「捻挫」と言われたが、なかなか直らない、または悪化する。
- 1週間位以上痛みが取れない。
- 原因は分からないが頭痛や吐き気がする。
首の寝違え(頚椎捻挫)について
頚椎捻挫(寝違え)とはWAD(むち打ち症関連症候群:whiplash-associated disorderの略)の中でも最も多く見られるもので、スポーツや交通事故などで首に衝撃を受け、頚椎(頚の骨)の関節やその周囲の筋肉や靱帯、神経や血管などの組織に損傷を受けたものです。
代表的な症状として首から肩にかけての痛みや動きの制限、またひどいときは頭痛、肩こり、吐き気、めまい、倦怠感など様々な症状がみられます。
「寝違え(捻挫)はすぐ治る。大したことはない。」というイメージがあるかもしれませんが、時には上記のような症状も現れますので、放っておかずに一度よく調べることをお勧めいたします。
寝違えとよくいいますが・・・。
誰しもが一度は経験がある『寝違え』。実は、病名ではないんです。病名にすると頚椎捻挫。
首の捻挫になりますので、軽く考えずにしっかりと痛みを和らげていきましょう。
首の寝違え(頚椎捻挫)の原因
筋肉や靱帯などの軟部組織が破壊されて、新しい組織に置き換わる際に繊維組織が厚く硬くなり、瘢痕が形成されて自由な動きを妨害する事によるとされています。
瘢痕化した筋は短く、弱くなりがちで腱に異常な緊張をもたらし、腱炎を引き起こし、筋が神経を絞めつけ神経障害(筋の衰弱や、刺すような痛みとシビレを伴う)を引き起こす事もあります。
千歳烏山治療院での治療方針
- 首の寝違え(頚椎捻挫)の受傷直後の処置が非常に大切です。
冷却・固定・安静指導など、早期のケアをしっかり行います。
(受傷48時間以内をゴールデンタイムと呼び、それまでに処置・治療を始めたかどうかが重要になります) -
ずれた背骨を調整することにより、寝違え(頚椎捻挫)で動きにくかった首の可動域の回復を図ります。
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寝違え(頚椎捻挫)で傷めた筋・筋膜へのアプローチや物理療法(低周波治療器等)を用い、痛み、気持ち悪さ、筋緊張を軽減するよう対処します。。
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寝違え(頚椎捻挫)の症状が緩和した後々まで症状を残さないために適切な治療計画を提案し、エクササイズ、ストレッチ、日常生活指導等ご自宅でできることをアドバイスします。
寝違えは鍼灸治療でも痛みを軽減出来ます。