ぎっくり腰

これってもしかして、ぎっくり腰？

ふとした瞬間に、腰に激しい痛みが急に走ったことはありませんか？

重たい荷物を持ちあげた瞬間はイメージしやすいと思いますが、 くしゃみをしたとき、椅子に座ろうとしたり立ち上がろうとしたときなどにも起こります。
ぎっくり腰とは急性腰痛と言い、腰に急な負担がかかって筋肉や筋膜など組織が傷を負い、炎症を起こしている状態のことをいいます。

ぎっくり腰の鍼灸施術

まずは炎症を抑えて痛みを減らし、身体を守ろうと硬くなっている筋肉の緊張を和らげることが大切になります。

傷を負った場所は炎症が強く熱を持っているのでアイシングも大切ですが、鍼の消炎鎮痛作用を使い速く熱を抑えていきます。

また、血流調整作用がありますので、守ろうと硬くなっている場所にも鍼施術を行います。

炎症がおさまると痛みが収まりますが、周りの筋肉の緊張や硬さがまだ残ったままです。

ぎっくり腰の再発はこれが原因です。

炎症を抑え、痛みが収まった後、
もともとの筋肉の緊張や硬さを取り除き、初めてぎっくり腰が治ったといえるのです。

また消化器の機能低下により内臓体制反射が起こり、筋緊張が高まってしまいます。
消化器系の働きを取り戻すことによって、反応点がゆるみ、筋緊張がゆるんでいきます。