肋間神経痛
その神経痛、放っておかないで
肋間神経痛とは?
肋間神経とは、肋骨に沿って走行して肋骨の間にある筋肉・背筋・腹筋を支配し、胸部・腹部の皮膚感覚を司る末梢神経です。
この神経が炎症を起こし痛むものを肋間神経痛と言い、第4肋間~第7肋間に好発します。
肋間神経痛の原因
多くは突発性で、正確な原因はわかっていませんが、
- 圧迫性
- 骨折や疲労・姿勢の悪さにより筋肉が硬くなり、神経を圧迫して痛みが生じる
- ウイルス性
- 帯状疱疹後のヘルペスウイルスの影響
と考えられています。
肋間神経痛の症状
背骨から片側の肋骨に沿って、突発的に刺すような激しい痛みが走ります。神経の根元で炎症が起きていると、痛みは広範囲に広がります。
痛みの持続時間は、数秒から長くて数分と短く、繰り返し発生します。痛みが起こる末梢神経の支配領域に刺激を加えると、痛みを誘発させる圧痛点が認められます。 深呼吸やあくび・咳・くしゃみ、大きな声を出す、身体を捻るなどの胸郭の動きによって痛みが誘発されます。
帯状疱疹によるウイルス性のものは、同時に支配領域に発赤・水泡を伴います。安静時でも痛み、長期化する場合があります。
肋間神経痛の鍼灸施術
痛みの出ている神経に沿って鍼灸施術を行います。電気を流し筋肉・神経に刺激を入れていきます。 また、痛みによって緊張している周りの筋肉を緩め、神経の圧迫を取り除いていきます。
当院独自のオーダーメイド施術
当院では、マッサージ、整骨、鍼灸、カイロプラクティックを組み合わせた全身施術を推奨しておりますが、患者様の症状に合う最適な施術法を相談しながらご提案していきます。