うつ病とは

うつ病について、原因は、ハッキリ分かってはいませんが、うつ病患者の脳内では、神経伝達物質である、セロトニンやノルアドレナリンといった物質が減少し、情報伝達がスムーズに行われていない事が分かっています。

つまり、うつ病とは、脳内の神経伝達物質の働きが悪くなってしまった事から起こる疾患です。
気持ちの持ち方や精神論で解決できるものではありませんので、しっかりとした治療が必要になります。

うつ病の症状

日本人は、うつになりやすい傾向にあります。
そのなかで自覚症状がある方、そうでない方もいますので、見落としやすい非常にデリケートな問題でもあります。

（病気でなくても、そのような傾向や症状等で不安を感じられている方は注意が必要です。）

うつ病になりやすい方

現代社会には、うつ病ではないけれど気分が乗らなかったり、日常生活に喜びを見出せなくなってしまいながら、日々一生懸命に社会生活を送っている人がたくさんいます。まじめで能力があり責任感がある人、几帳面で物事を最後まで成し遂げようとする人。こういった方はうつになりやすい傾向があります。
しかし、必ずしもうつな気分になることが悪いわけではありません。

産前・産後うつ

妊娠出産子育てと慣れない環境、様々な不安などで産前・産後うつの方が増えております。

鍼灸は副作用がないため、妊娠中や授乳中でも受ける事ができます。
また、ママタイムを設けているため赤ちゃんを連れて来院できます。

自然治癒力

自然治癒力とは、人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力です。 手術を施したり人工的な薬物を投与したりしなくても治る機能のことです。

当院では、鍼灸著性でうつ病施術を行っています。
鍼灸調整では、自己治癒力を高めるとともに、自律神経を調整することができます。

自律神経は、【交感神経】と【副交感神経】の２つに分けられます。

【交感神経】は、主に身体を動かす時に使われます。歩く、走る、仕事を行う時は交感神経が優位に働いています。
【副交感神経】は、主に身体が休む時に使われます。睡眠や、食後の胃や腸の活動時には副交感神経が優位に働いています。
この二つの神経がどちらともしっかり働いている状態が健康な状態といえます。

しかし、過度の仕事や、精神的ストレスは自律神経を乱します。そのような状況を続けると自律神経失調症になります。
当院の鍼灸調整は、うつ病患者への改善効果が高い水準で出ています。精神科、クリニックへ行ってもなかなか効果が出ない方は、自己治癒力が著しく低下し、自律神経が乱れています。特に軽度のうつ症状やうつ症状の初期段階の方は効果が高く出ています。

当院の鍼灸調整で根本を施術して症状を改善してみませんか。

呼吸の大切さ

当院に来院されるうつ病の方の大半は、呼吸が乱れています。呼吸が浅く早い、鼻が詰まってないのに口で呼吸をしている。時々、肋骨周りが締め付けられる感覚になる。
このような呼吸は、横隔膜の柔軟性が低下して、肋骨を硬くします。そうなると肩甲骨まで硬くなるので、肩こりや頭痛が出たりします。このように呼吸一つで身体の表面に影響を及ぼします。理想の呼吸は深くゆっくりした呼吸です。

このような呼吸は腹式呼吸になるので鼻で吸って口で吐くという動作が自然とでき、横隔膜も肋骨も柔軟性があります。
また、呼吸は自律神経との関連が高く、呼吸を整えることで自律神経も調整出来るのです。

当院の鍼灸施術を受けた後は自然と深くゆっくりした呼吸になります。
また、自宅で出来る呼吸調整法もお教えするので施術効果も長く保つ事ができます。